2018/08/01 22:18
メンズショップKAWABATA ネット支店のブログです。
父の代の時には、多くの常連客がついてくださったようですが、私にはよく分かりませんでした。特に50代以降70代前後のおっちゃんたちが父のお店によく訪れてきてくれたようです。
いまや、ネット販売が主流の時代になってしまいましたので、なかなか実店舗の商売は厳しいのではないかと思っていましたが、長い間、このデジタル時代まで父がお店を止めずに続けて来たことは、そういう地元の常連客さんたちの支えは大きかったんだなあと、しみじみ思いました。
商店街もだんだんシャッターが増えてきて寂しい限りですが、対面販売は減るこそすれ、なくならないんではないかとも思います。
ネットでは、試着もできませんし、どんな人が売っていて、どんな雰囲気なのか肌で感じることができません。
まだまだ、パソコンやスマホが扱えなかったり、それでモノを買ったりすることに抵抗を感じる人は多くいるはずです。まして今や高齢化社会に突入ですし、店舗販売の需要はまだまだあるのかも知れません。
実際、
「こういうお店ってまだあるんや。貴重やな」とか
「ここ以外では服をかったことがない」とか
「いつも大将に服を選んでもらっていた」とか
個人店で、アイテムの種類が豊富な紳士用品店に価値を見出してくださる方は多くいらっしゃったようです。
私(女性)自身、服を買う時にはかなりネット通販を利用していますが、サイズが合わなかったり、思っていた色や素材感が違ったりと失敗することも多いので、たまに街に買いに出かけたりもします。
そんな時に、いつも行く店があって、つかず離れずの店主とゆるいつながりがあったらいいだろうな、と思います。(実際には懇意にしている店はないんですけど)
ネット販売はもはや飽和状態な感じがします。
それこそ数えきれないほどのサイトがあるので、これからは表面しかみえずその背景がみえないサイトは難しくなっていったりするのでしょうか。
やはりネット販売でも何か人のつながりを感じたり、人柄を感じたり、そういうことが見えることが大事になってくるのかも。
デジタル社会の移り変わりと古き良き時代、いろいろ考えさせられる機会にもなっています。
あまりまとまりのない文章となりましたが、読んでくださってありがとうございます。